2008年06月04日
自転車タクシーでゆったり観光 (May.26-June.2)


News read by Tom / Jingle by Shu&Naoya
自転車タクシーでゆったり観光
県内初となる自転車観光タクシー「かごりん」が25日、鹿児島市の上町地区で本格運行を始めた。上竜尾町の南洲神社入り口で行われた出発式で、開発者の中村剛康(たかやす)さん(35)は「かごりんで上町を全国に発信したい。」とあいさつした。かごりんは石橋記念公園や春日神社、今和泉家上屋敷跡などを約1時間かけて巡る。
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Tourism on a rakish rickshaw
The prefecture’s first bicycle sightseeing taxi, named ‘Kagorin,’ started commercial operation on May 25 in the Kanmachi district of Kagoshima City and a departing ceremony was held at the entrance to the Nanshū Shrine in Kami-Tatsuo Town. During the ceremony, the developer of the taxi, Mr. Nakamura Takayasu (35), said he hoped his human-powered cab will contribute to making the historical district known nationwide. The tour takes about an hour and visits many places such as the Stone Bridge Park, Kasuga Shrine and the site of residence that belonged to the high-ranking Imaizumi Family during the feudal samurai era.
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<コメント>
“The prefecture’s first bicycle sightseeing taxi, named ‘Kagorin,’ started commercial operation on May 25 in the Kanmachi district of Kagoshima City and a departing ceremony was held at the entrance to the Nanshū Shrine in Kami-Tatsuo Town.”
‘The … Kagorin’ は「かごりんと名づけられた、県内で初の自転車観光タクシー」。‘sightseeing’ は「観光の」。‘named’ は「名づけられた、命名された」。‘started … operation’ は「商業運行を始めた」。「本格運行」とは、試運転ではなく、ビジネスとして運行を始めるということです。‘commercial operation’ は「商業運転」。頭に ‘full’ を付けると、より「正式に、本格的に」というニュアンスが出せます。
‘a … held’ は「出発式が開かれた」。‘depart’ は「(旅などに)出発する」。‘(be)held’ は‘hold’ (会・式などを催す、開催する)の過去分詞形。
“During the ceremony, the developer of the taxi, Mr. Nakamura Takayasu (35), said he hoped his human-powered cab will contribute to making the historical district known nationwide.”
‘the … (35)’ は「そのタクシー(自転車タクシーのこと)の開発者である中村剛康さん(35)」。‘developer’ は ‘develop’(開発する)に接尾辞の ‘-er’(・・・する人、もの)が付いた形です。‘he … nationwide’ は「彼の人力タクシー(自転車タクシーのこと)が、その歴史歴な地区(上町地区のこと)を全国に知らしめるための手助けになることを願った」。‘human-powered’ は「人力の」。‘cab’ は ‘taxi’ と同義。‘contribute to …’ は「(人・事業など)に貢献する;寄付する」。‘to’ の後は名詞形なので、動詞の場合は ‘ing’ を付けて動名詞(・・・すること)にします。‘make … known’ は「・・・を知らせる、発表する」。‘make’ は「使役動詞」(・・・させる)です。
“The tour takes about an hour and visits many places such as the Stone Bridge Park, Kasuga Shrine and the site of residence that belonged to the high-ranking Imaizumi Family during the feudal samurai era.”
‘The … hour’ は「そのツアーは焼く1時間かかる」。‘the … Park’ は「石橋公園」、 ‘Kasuga Shrine’ は「春日神社」。‘the … era’ は「封建性の侍の時代に、高位の今泉家が所有していた屋敷跡」。今泉家についての説明を加えてあります。「上屋敷」とは、「江戸時代、地位の高い武家、特に大名が平常の住居とした屋敷。本邸。」(広辞苑)のこと。「江戸時代」を和英辞典などを引くと ‘Edo priod(era)’ などと訳されていますが、ここでは、日本についての知識があまりない外国人などでも理解できることを想定して訳していますので、比較的知名度の高い「侍の時代」という訳をしています。‘feudal’ は「封建制の」。
タイトルの “Tourism on a rakish rickshaw” は「ハイカラなリキシャで観光」。‘rakish’ は「派手な、ハイカラな、しゃれた」。‘rickshaw’ と韻を踏ませています。‘rickshaw’ は日本語の「力車」のことで、それが英語に転用されたものです。今でも東南アジアでは多用されています。
先週は、究極のエコ・カー「水素自動車」のニュースをご紹介しましたが、こちらは本当の意味で、究極の「エコ・カー」と言えそうです。
地球温暖化が急激に進行する中で、環境にやさしい製品の発売やリサイクル率の上昇など、環境に配慮する考え方が社会全体で広まってきています。人間の動きなどで発電するというユニークな研究も進められているなど、「ハイテク」(high-tech)による環境対策はどんどん進歩しているようです。
一方で、いかに環境にやさしい体制が整っていても、消費者の意識が改善されなければ効果は限られます。こまめな節約やゴミの分別など、消費者一人ひとりの意識改革が大切です。一時期、エコで余裕のある生活を指す「スロー・ライフ」というのが流行しましたが、基本的には「ローテク」(low-tech)への回帰が求められます。しかし、便利な生活に慣れた現代人が、昔の暮らしに戻るのは非現実的な話。「ハイテク」と「ローテク」による、環境と便利さの両立が今後の進むべき方向と言えそうです。
みっち(担当講師)
Resource >>南日本新聞ホームページ 373news.com
http://www.373news.com/modules/pickup/article.php?storyid=10838
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Posted by GAiGO at 12:07│Comments(0)
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