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2008年04月03日

竜巻発生で被害 (Mar.24-30)

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竜巻発生で被害 (Mar.24-30)





News read by Tom / Jingle by Shu&Naoya

竜巻発生で被害
27日午後、鹿児島県内で竜巻とみられる局地的な突風が発生した。消防などによると、いちき串木野市で約40棟に被害が出たほか、垂水市で住家5棟が一部損壊、倉庫1棟が全壊した。いずれもけが人は確認されていない。同日は県内各地でひょうも観測された。

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Tornados hit towns in Kagoshima
On the afternoon of March 27, gusts of wind, which were believed to be tornados, were observed in some parts of the prefecture. According to the local fire departments, around 40 houses were damaged in Ichiki-Kushikino City, and five houses were partially destroyed and a warehouse demolished in Tarumizu City. No injuries were reported. The prefecture was also hit by a sudden fall of hail on the same day.
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<コメント>
“On the afternoon of March 27, gusts of wind, which were believed to be tornados, were observed in some parts of the prefecture.”

‘‘On … 27’ は「3月27日の午後」。「午後」は ‘IN the after noon’ ですが、日付と一緒にいうときは日付に合わせて ‘On the afternoon of …’ となることに注意。‘gusts … wind’ は「突風」。‘(were) observed’ は「観測された」。‘in … prefecture’ は「県内数箇所で」。




“According to the local fire departments, around 40 houses were damaged in Ichiki-Kushikino City, and five houses were partially destroyed and a warehouse demolished in Tarumizu City.”

‘According to …’ は「・・・によると」。‘local … departments’ は「地元の消防署」。‘around … damaged’ は「約40棟が被害を受けた」。‘were … destroyed’ は「一部損壊した」。‘partially’ は「部分的に、一部分は」。「不公平に」(inequitably, unfairly)の意も。類は ‘partly’。‘(were) demolished’ は「全壊した」。類は ‘(be) (completely) destroyed’ ‘collapse’ など。




“No injuries were reported.”

全訳は「けが人は報告されていない」。‘injury’ は「傷害、損傷」ですが、‘the injured’ または ‘injuries’ で「けが人(複数扱い)」を表します。




“The prefecture was also hit by a sudden fall of hail on the same day.”

‘The … hail’ は「鹿児島県は突然のヒョウにも見舞われた」。‘hail’ は「ヒョウ(雹);あられ(霰)」。因みに、英語では「ヒョウ」も「あられ」も ‘hail’ ですが、広辞苑によると、「雹(ひょう)」は「積乱雲から降ってくる氷塊。主として雷雨を伴って降り、大きさは豆粒ないし鶏卵ほど。夏季に多く、畑作物や家畜に害を与える」。一方で「霰(あられ)」は、「雪の結晶に過冷却状態の水滴が付着して凍り、白色不透明の氷の小塊になって地上に降るもの。古くは雹(ひょう)をも含めていう。」と区別してあり、主に「雹(ひょう)」は夏、「霰(あられ)」は冬ということになりますが、今回は「雹」のようです。




タイトルの “Tornados hit towns in Kagoshima” は「竜巻が鹿児島の町を襲う」。

‘Hit’ の基本的な意味は「打つ、当たる」(beat, strike)ですが、他にもそこから連想される様々な意味があります。いくつか例を挙げてみましょう。

1.「ぶつける、車に轢かれる」(fall into …, crash into …)
I.e. I almost got hit by a car.
(車に轢かれそうになった。)

2.「損害を与える、攻撃する」(affect badly; suffer)
  I.e. The U.S. mortgage crisis hit the market. 
(アメリカの住宅ローン問題が市場を直撃した。)

3.「(水準・程度などに)到達する、(場所に)到着する」(reach)
I.e. The market hit the bottom.
(市場が底を打った。)
  I.e. Go straight, and you’ll hit the main street.
(まっすぐ行けば大通りに出ますよ。)

4.「(ニュース・新製品などが)・・・に出る、発表される」(release, present)
The new product will hit the market next spring.
(その新製品は来年の春に商品化される。)

5.「ひらめく」(realize)
I.e. Something hit me in my mind.
(何かピンと来るものがあった)。


この他にも非常に多くの場面で使われますが、いずれも共通するのは「打つ、当てる、当たる」といったイメージです。この他にも、‘make’ ‘get’ ‘have’ など、汎用性のある動詞は多数ありますが、いずれも単語が持つ基本的なイメージがあります。普段から決まった訳語にあまり頼らないことが大切です。
みっち(担当講師)



Resource >>南日本新聞ホームページ 373news.com
http://www.373news.com/modules/pickup/article.php?storyid=9917

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